こんにちは!
名古屋デザイナー学院です!
今回は前回のブログに引き続き
《吉田誠治先生》によるスペシャル特別授業!
今回は2年生編です!
1年生は自然物でしたが、2年生は人工物の「縁側」を題材に描いて頂きました。
こちらも、前半と同じく「色選び」「陰影」「質感」を解説して頂きながらの描画。
陰影の説明では……おや?
食パン…!?
解説用の立方体でした!w
この立方体を描きながら立体的に見える塗り方を教えて頂きました。
ハイライトや陰影は、べた塗りをしなくてもポイントを押さえれば立体に見えるそうです!
『陰影って難しい』と思っていたけれど、吉田先生のお話を聞いているとできそうな気がしてきます…!
吉田先生は教えるのがとっても上手くて、早く実践したくなりますね✨
「木目のココがこうなっているコトを知っている?」
「畳の向きって知ってる?」
「ここの段差わかる?」 と、学生の観察力に訴えるように描いていきます。
と、ここで「情報量が足りないなぁ…」と吉田先生。
1年生の特別授業でも話していたのですが、イラストの中に物足りなさを感じるときは
「生活感」などの「らしく見える要素」を追加していくそうです。
普段からの観察力がいかに大切なのか、再度認識させられます。
何もない縁側に「蚊取り線香」「木々」を追加して完成!(その時間なんと20分!)
そして2年生もやっていだたきました、
《吉田先生による添削アドバイス会》
2年生はより具体的なアドバイスを頂きました!
まずはこちらの可愛い女の子のイラスト。
一見上手に見えるこのイラストですが、背景とキャラクターのパースが合っていないため、斜めの構図を活かすように先生の手が入ります。
添削前は、奥の道路が目に入ってきて女の子が目立ちにくい構図でしたが
吉田先生の添削により道路の位置が下がり、女の子を見せる構図に早変わり!
よりキャラクターを引き立てるイラストになりました✨
みんな聞き逃さない様にしっかりとメモを取りつつ、画面に見入っています!!
次はこちらのイラスト。
空も町も描き込まれた一枚。
吉田先生からも「上手だねー」とお褒めの一言が!
このイラストがどう変わるのでしょうか?
(∩^o^)⊃━☆゜.*
一瞬でご覧の通り!
パースに合わせて、建物の位置などを修正✨
吉田先生いわく、修正前は空を見ているのに建物が低い場所にあって詰まった印象になっていました。
添削後は、手前に建物が来たことによって奥行きが感じられ、より違和感のない背景へと変わりました!!
目の前で具体的なアドバイスを頂いた学生たちは大満足!!
しかも!なんと今回見てもらったイラストは修正したデータを頂けるとのこと!
プロに直してもらったイラストがデータでもらえるなんて、とても貴重な体験ですね♪
これを参考にしてより良いイラストが出来上がりそうです✨
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最後に質疑応答も行い、自然物について実際に気を付けている点などを教えて頂きました。
今回の特別講座で、背景への苦手意識がなくなったのではないでしょうか。
吉田先生本当にありがとうございました!!